2013年3月18日月曜日

ローマにてザハ・ハディドと和解する

最近ローマ方法が変わったおかげでヴァチカンが注目を集めているが、
ヴァチカンを含むローマの観光名所というのはヴァチカンの博物館&サン・ピエトロ大聖堂以外はおよそ退屈極まりない。

それ以外に唯一の見所と思えるのが、MAXXI(国立21世紀美術館)という名前の現代美術館で、ここはザハ・ハディド(Zaha Hadid)の設計。日本でも新国立競技場を設計する予定の、あの顔のこわいおばさんです。

ザハの建築はドイツのVitra Museum内の旧消防署(93年に作られた、ザハにとって初めて実現したプロジェクト)に行って以来、あの利用者の都合を無視したエゴに満ちあふれた空間設計が不快で大嫌いだったが、このMAXXIは素晴らしかった。斜めな床や壁もそんなに気持ち悪くなかった。

負けた。今まで悪口言ってごめん、ザハ。
あのとき(93年)は君もまだ若かったということで、許す。

どうかっこいいかは見ないとわからないだろうということで、以下は撮影禁止の館内で勝手に取った写真をご紹介。








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