2013年1月20日日曜日

リブセンスの村上社長は本当にステキな人でした

最近なにかと話題のリブセンス村上太一社長のお話を聞く機会があった。

村上社長は早稲田大学1年生のときにリブセンスを起業し、25歳にして最年少上場を成し遂げた方。
僕よりお若いが、スケールの大きい素晴らしい方だった。

お話の内容は村上社長の子ども時代の話からリブセンスが立ち上がっていく経緯など、だいたい最近本屋で平積みされている本に書いてあることなので、大部分割愛する。

僕がお話を伺っていて一番感心したのは、リブセンスが立ち上がってしばらく売上が立たず、会社の売却を検討していたときのお話。

村上社長は会社を売るかどうかをすごく悩み、そのとき自分はなぜ会社をやりたいのか改めて考えたとのこと。そのとき出てきた答えは「やりたいからやる。今会社を売却しても、どうせまた会社を作るだろう」と考え、一度は約束した会社売却を取り消してもらったらしい。
そのとき、「やりたいことを言語化する」大切さを実感したのだそうだ。

なんだか至極当たり前すぎることを言っている感じがするけど、これは全然簡単なことではない。「やりたいことの言語化」というのは本当に本当に骨の折れる作業だ。ちゃんと実践している人はあまりいないのではないかと思う。
特にコンサルタントという仕事をしている人たちは、収入が高いことと早いスピードで成長することを言い訳に、このきつい思考作業を先延ばしする傾向がある。

でも、僕のように30歳くらいになってくると、20代前半からやりたいことを定めてそれに打ち込んできた人と、それが定まらずにぶれている人との差がはっきり見えてくる。本当にはっきり見えてくる。
そうするとやっぱりやりたいことをやっている人の方がかっこいいし、幸せそうだと言うことがわかってくる。
あと、30代半ばになって「自分のやりたいことが定まらない」みたいな状況に陥ると、本当にけっこうキツいと思われる。

ということで、教訓
一、「やりたいことをやりましょう」
二、「やりたいことが見つからなかったら、もっと真剣に考えましょう」


(村上社長の本はこちら)


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